ある症例(首の痛みと膝痛)。20150810
主訴が『首の痛み』で、もとまち整体院に来院した専業主婦のBさん。再来院、つまり2回目の来院の際に初回施術(後)のご感想を伺ったところ、意外なお答えをいただきました。
『首の痛みも軽くなったけど、何も施術を受けていない両膝の痛みが無くなったのでびっくりしました』とのこと。
確かに、特に初回の施術時には症状のヒアリングから検査、姿勢のチェック、そして施術、そして施術後の痛みや姿勢、動作の変化のチェックと盛りだくさんの内容なので、施術そのものは主訴(Bさんのケースでは、首の痛み)に重点を置いて行なうところとなります。
ですが、大川カイロプラクティックグループのメソッドでは、初回であっても、その全ての施術時間を主訴にだけ振り向けるわけではありません。
Bさんの場合、腰痛も訴えがあったため通常の施術の流れのなかで、身体全体に施術するトリガーポイント・セラピーを施術していきました。
この時にはBさんのおっしゃるように、『膝』そのものへの施術は行なっていません。
ではなぜ、膝の痛みの軽減につながったのでしょうか。考えてみますと、以下のような図式が浮かんできます。
トリガーポイント・セラピーでは、施術の手順のなかで、大腿や臀部へのアプローチが含まれています。ここが、ポイントです。
膝の痛み(膝痛)では、大腿の前・後面の筋肉にトリガーポイント(またはその手前の段階の筋硬結)を認めるケースが多いのです。
大腿や臀部への施術により、膝痛の一因となっていたトリガーポイントが消えたのでしょう。
また、腰部の腰痛関連のトリガーポイントにもアプローチすることで、骨盤の前方回転の修正が図られ、大腿前面の筋肉、たとえば大腿四頭筋の緊張が取れることも、膝痛軽減につながったものと考えます。
もちろん、Bさんの初回の施術では、首の痛みに関連するトリガーポイントの検索と解消の施術に、重点を置いて(時間をかけて)いました。
このようにトリガーポイント・セラピーという、身体全体を観ていく一連の施術システムのなかでは、Bさんの実感のように、直接的に触れられていない箇所の症状が軽快あるいは解消していくことも、施術の現場では珍しいことではありません。
※施術効果には個人差があります。
『首の痛みも軽くなったけど、何も施術を受けていない両膝の痛みが無くなったのでびっくりしました』とのこと。
確かに、特に初回の施術時には症状のヒアリングから検査、姿勢のチェック、そして施術、そして施術後の痛みや姿勢、動作の変化のチェックと盛りだくさんの内容なので、施術そのものは主訴(Bさんのケースでは、首の痛み)に重点を置いて行なうところとなります。
ですが、大川カイロプラクティックグループのメソッドでは、初回であっても、その全ての施術時間を主訴にだけ振り向けるわけではありません。
Bさんの場合、腰痛も訴えがあったため通常の施術の流れのなかで、身体全体に施術するトリガーポイント・セラピーを施術していきました。
この時にはBさんのおっしゃるように、『膝』そのものへの施術は行なっていません。
ではなぜ、膝の痛みの軽減につながったのでしょうか。考えてみますと、以下のような図式が浮かんできます。
トリガーポイント・セラピーでは、施術の手順のなかで、大腿や臀部へのアプローチが含まれています。ここが、ポイントです。
膝の痛み(膝痛)では、大腿の前・後面の筋肉にトリガーポイント(またはその手前の段階の筋硬結)を認めるケースが多いのです。
大腿や臀部への施術により、膝痛の一因となっていたトリガーポイントが消えたのでしょう。
また、腰部の腰痛関連のトリガーポイントにもアプローチすることで、骨盤の前方回転の修正が図られ、大腿前面の筋肉、たとえば大腿四頭筋の緊張が取れることも、膝痛軽減につながったものと考えます。
もちろん、Bさんの初回の施術では、首の痛みに関連するトリガーポイントの検索と解消の施術に、重点を置いて(時間をかけて)いました。
このようにトリガーポイント・セラピーという、身体全体を観ていく一連の施術システムのなかでは、Bさんの実感のように、直接的に触れられていない箇所の症状が軽快あるいは解消していくことも、施術の現場では珍しいことではありません。
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