筋トレをすれば痛みの予防になるのか?
こんにちは、杉山です。
割と多くのお客様から聞かれるのが表題の質問です。
先日も坐骨神経痛の症状が出ている方から聞かれました。
その方は歩くことはできますが、股関節を大きく動かそうとすると腰・お尻・太ももに激痛が走り、日常生活に支障が出ていました。
このレベルまで来ると、ご自身でも「筋力の衰えなのか…」という考えになってしまうのかもしれません。
では、筋力の衰えによって痛みが出ているのかというと違います。
筋力低下でいちいち痛みが出ていたら高齢者の方全員激痛です。
筋力低下が問題なのではなくて、柔軟性の低下が問題なのです。
柔軟性の低下=筋肉が硬くなることにより血流が悪くなり、痛みの発生に繋がります。
そして筋力の強さにしても柔軟性が重要です。
力の強さとは、脱力の状態から力を入れた状態への振り幅の大きさで決まります。
普段から筋肉が固まっていれば、そこから力を入れても大して振り幅が無いので強い力は発揮できません。
従って、筋トレを始めるのは構いませんが、やるならまず柔軟性をつけてから!ということになりますね。


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