『足の骨っていくつありますか?』
院長のおおやです。
『足の骨っていくつありますか?』というご質問をいただくことが、あります。
足の骨構造は、その複雑さと機能的重要性で知られています。
成人の足は、多様な骨から構成され、足首からつま先にかけて独特な配列を持っています。
通常、足には26個の骨があり、これらは大きく3つの部分に分けられます
足首(足根部)には、7つの骨が含まれます。
これらは、
距骨(かかとの骨)
踵骨(足首の骨)
舟状骨
立方骨
内側楔状骨
中間楔状骨
外側楔状骨
足の甲(中足部)には、5つの長骨があります。
これらは第1から第5中足骨と呼ばれ、親指から小指にかけて番号が付けられています。
足の指(趾部)には、合計14本の骨があります。
これらは指骨と呼ばれ、各指には3本の指骨(基節骨、中節骨、末節骨)がありますが、親指は2本(基節骨と末節骨)のみです。
これらの骨は、互いに協調して足の多様な動きや体重の支持、バランスの維持を可能にします。
足の骨の正確な数や配置は個人差がありますが、基本的な構造は人類共通です。
なお、足の骨の異常による症状はさまざまですが、一般的なものとして以下のようなものがあります。
・痛み: 足の骨に異常がある場合、痛みが生じることがあります。
この痛みは、特定の動作や負荷がかかったときに悪化することがあります。
・腫れ: 足の骨の異常によって炎症が引き起こされることがあり、それによって足や足首が腫れることがあります。
・機能障害: 足の骨の異常が進行すると、足の機能に影響を与えることがあります。
これにより、歩行や運動が制限される場合があります。
・変形: 骨の異常が長期間放置されると、足の骨の変形が生じることがあります。
例えば、外反母趾(足の親指が内側に向かって曲がる)などがその一例です。
・感覚の変化: 足の骨の異常によって、感覚が変化することがあります。
痛みやしびれ、チクチク感、または感覚の低下などが起こる可能性があります。
・不安定性: 足の骨の異常がある場合、足首や足の関節の安定性が低下することがあり、バランスを崩しやすくなる可能性があります。
これらの症状がある場合、もとまち整体院でも適切な施術や管理方法を提供しております。
(なお当整体院では、骨の変形や外傷による腫れ等を直す施術はございません)
上記の「不安定性」につきましては、その原因を一緒に考え、関節の安定性を高めるための運動やバランストレーニングをアドバイスします。
また、適切な筋力トレーニングや整体手技を用いて、足首や足の関節の安定性を向上させます。
これらの対応は、個々人の状態や症状に応じて調整されます。
整体院では、症状の緩和や機能の改善を促進するために、様々な手技やアプローチを組み合わせて利用します。
ただし重度の症状や急性の状況に関しては、医師の指示を求めることがあります。
更新